JBA 南カリフォルニア日系企業協会 - Japan Business Association of Southern California

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JBAからのお知らせ

5/1(Wed) | 2018年度 JBA総会報告

去る3月15日、トーランスのMiyako Hybrid Hotelで、2018年度のJBAおよびあさひ学園の総会を開催した。総会では、18年度活動報告、収支報告、19年度の常任理事の選出、さらに19年度常任理事会が行われた。

総会ではまず、各部会が順々に2018年度の活動報告を発表した。

商工部会

JBA全体の活動の中で、主に「地域社会との関係強化」に主眼を置き活動した18年度。中でも、LAEDC、WTCLA、US-JC、日米協会などすでに関係のある団体との関係強化や深化を目指したほか、州や市などの政府機関を含めた新規関係先の開拓、日本国総領事、JETROなどの友好団体との関係強化およびシナジー確認、対外PRのあり方検討などを積極的に実行。また、JETROと協働で「日米企業実態調査2018」を完成させた。

企画マーケティング部会

18年度は「キラリと光る企画マーケティング部会」をモットーに活動。ビジネスに有益な情報を提供するビジネスセミナーは8回開催し、のべ592名が参加した。恒例のソフトボール大会では敗者も敗者同士のトーナメントに勝ち進めるようにするなど、新たな試みも。『JBA NEWS』はデザイン一新に加えて、新連載「アメリカで活躍するJBA企業インタビュー」を開始。その他、賀詞交歓会や年間3回の異業種交流会、1回の家族イベントも開催した。

教育文化部会

43回目を迎えたUSEJプログラムでは、昨年に引き続き8名のアメリカ人教育者を日本に派遣。教育現場の視察やデモ授業の実施、ホームステイなどを体験してもらった。日本関連の教育活動を行う教育機関に資金支援するJEGプログラムでは、約3万ドルを22の学校やクラスに分配。また、こういった資金を集めるチャリティーゴルフトーナメントでは8万7000ドルが集まったと報告した。

ダウンタウン地域部会

「LAをもっと知る、もっと好きになる」をテーマに活動。地域融和・貢献活動では、毎年恒例の「マンザナー収容所跡巡礼バスツアー」や「ゴミ拾いハイキング」「全米日系人博物館訪問&二世ウィーククロージングイベント参加」などを開催。また、会員サービスとして、「大リーグ観戦」「懇親ゴルフ大会」「サンタバーバラのワイナリーツアー」「マジックキャッスルツアー」などを行った。

サウスベイ地域部会

18年度は10のイベントを開催し、のべ500名が参加。地域融和活動では、昨年に引き続き「ビーチクリーンアップ」を開催したほか、「植物園でのボランティア作業とピクニック」を初開催。会員サービスでは、「ハロウィンピクニック」が125名参加と同部会最大の催しとなった。また、サウスベイエリアの米系企業とJBA会員企業のネットワーキングを目的とした「TACC / JBAグランドミキサー」を、トーランス商工会議所(TACC)と協同で開催した。

オレンジカウンティ地域部会

地域貢献活動では、今年初めて「OCアニマルケア・ボランティア」を実施。アーバインにあるOCアニマルケアセンターで犬の玩具制作を手伝うと同時に、センターによる施設やペット事情の説明や保護犬との触れ合いを通して、子どもたちに命の大切さを考える機会を提供した。同部会最大のイベントである「OC運動会」は30周年を迎え、前年から1割増の479名が参加したほか、アーバイン学校区の全面協力で今年も「現地校セミナー」を開催した。

 

各部会による活動報告が行われた後、18年度の収支見込みを発表。次に19年度のJBA常任理事の選任が行われ、34名全員が全会一致で承認された。

続いてあさひ学園総会に移った。1969 年にJBAによって設立された補習校、あさひ学園は、現在サンタモニカ校、サンゲーブル校、トーランス校、オレンジ校合わせて1327 名の生徒が在籍。活動報告では、10年ぶりの授業料改定や、教職員研修、慰労会の実施、オレンジ校の移転計画策定、高等部改善計画の着手、創立50周年に向けた記念プロジェクト活動の続行などが紹介された。そして、19年度の理事候補13人が全会一致で承認された。

その後、19年度第1回JBA常任理事会およびあさひ学園理事会を開催し、新年度の役員が承認された。

一連の会議が終了すると、パティオでのレセプションに。中城英喜・新JBA会長が挨拶に立ちこう話した。
「これまでのJBA活動で、皆さまの強いボランティア意識と積極的な活動、さらには皆さまの会社の方やご家族からの多大なるサポートの下にJBAが成り立っていることを強く実感しました。それだけに、JBAが皆さまの相談や問題解決の場として機能し、日系社会・企業の発展、地域社会への貢献につなげていければと願っています」。

中城会長は新役員を紹介した後、大川智前会長を紹介し、感謝の盾を贈呈した。
次に、千葉明在ロサンゼルス日本国総領事が挨拶に立ち、新役員らに期待を表明。同時に、JBAによる総領事館への日頃の支援や協力などへの謝辞を述べた。また、南カリフォルニアにおける日系企業による雇用創出・給与支払い額が海外の企業中トップであることを紹介。これも日系企業の活躍による賜物と称賛した。

最後に、西本敬一JETROロサンゼルス事務所所長が挨拶。日系企業の活躍を紹介するとともに、JBAの今後の活動の重要性にも言及。そして乾杯の音頭を取った。

JBA会長

中城2019年度JBA会長から大川2018年度JBA会長に感謝のタテを贈呈

千葉在ロサンゼルス日本国総領事

JBAへの感謝と今後の活躍へ期待を語る
千葉在ロサンゼルス日本国総領事

西本JTEROロサンゼルス事務所長

威勢よく乾杯の音頭を取る
西本JETROロサンゼルス事務所所長。


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