2020/9/3
去る7月24日、特別セミナー企画、「ウェビアー」を開催した。当日はKirin Brewery of Americaの山本さんが講師としてビールに関する基礎知識を講義。ウェビナーながら実飲も交えたユニークな会は、大いに盛り上がった。
[講 師]
山本拓也さん
Kirin Brewery of America・President。1998年キリンビール入社。飲食店等の現場営業や本社営業部門を歴任後、2020年5月、現職着任。一橋大学MBA(経営学修士)。大学時代ラグビー部で鍛えられた鋼鉄の肝臓を持つ、根っからのBeer Man。
「コロナ渦中、さまざまなウェビナーが催されてきたが、重ねて参加するうちに“ウェビナー疲れ”を感じている方も多いはず。もう少し気負わず楽しめるものを企画できたら」という考えから開催となった本イベント。「ウェビアー」とは「ウェビナー」と「ビアー」をかけ合わせた造語である。講義中、話に出てくるビールを参加者に実際に飲んでもらうため、実行班員が6種類のビールを事前に用意。それをサウスベイ、ダウンタウンLA、オレンジ・カウンティーのいずれかでピックアップしてから参加してもらうという、ユニークな企画となった。
当日は50名強のJBA会員が参加。オンライン会議ツール「Zoom」の投票機能を使ってお酒に関する設問をいくつか参加者に投げかけてのアイスブレークで会が始まり、それから山本さんの講義に移行。「そもそもお酒とは何なのか?」「酒類市場の現状」「ビールとはどういった飲み物なのか」などについて、パワーポイント資料を使いながら軽妙なトークで解説を進めていった。
続いて、メインイベントである実飲のコーナーに。前述の通り事前に用意していた6種類のビール(ピルスナー、ラガー、ベルジアンホワイト、アンバーエール、スタウト、IPA)について、山本さんは参加者に実飲を促しながら、それぞれの特徴について解説を進めていった。
最後は15分ほど、参加者を5名程度のグループに分けての歓談タイム。お互い初対面という参加者も多かったが、お酒の力も手伝い、各グループ会話が弾んだ。JBAのイベントとしてはいい意味で比較的ゆるい内容となった本イベント。開催時間中は「Zoom」のチャット欄にも活発に書き込みがあり、山本さんや実行班員、参加者間での交流が行われるなど、新しい形のウェビナーとなった。JBAでは引き続き、このような会員の皆さんが楽しめるイベントを鋭意企画・実施していく予定なので、ご期待いただきたい。