2017/2/26
これまでJBAのイベントには参加したことがなかったのですが、トーランスにBreweryがあることすら知らなかったので、ビール好きの私としてはこれは興味深いということでJBAサウスベイ部会の「トーランスBreweryめぐり」に参加させていただきました。
集合場所となる一軒目のBrewery「Smog city」はWestern Ave.からDel Amo Blvd.へ入って少し進んだところにあります。お酒をいただくイベントなのでUberで向かったところ外観はどう見ても普通の倉庫。「どうやら場所を間違えたか…?でも住所は合ってる」と一瞬迷いましたが、中をよーく見るとカウンター席でビールグラスを片手に談笑している方々が見えます。その奥には確かにビールを造っていると思われる大きなタンクが!
まずは講師の方による、ビールの大分類であるエールビールとラガービールの違いについての講義からスタート。エールビールは、主に本日訪問するようなBreweryで作られるビールに多く、ラガービールは例えば誰もが知っている有名ブランドのビールに多いとのことです。気持ちは講義よりも、目の前のビールにやや傾いておりましたが(すみません)、こういった小さなBreweryでは、個性を出しやすいエールビールが主に製造されているそうです。なるほどと思いつつ飲んだビールは、市販されている一般的なラガービールよりもホップの香りが強く、また違った味わいが楽しめました。次に歩いて向かった2軒目の「Monkish Brewing Co.」は人気店らしく、行列ができていて外にはフードトラックまでありました。3軒目はこれまた近くにある「Cosmic Brewery」。ここではビール造りの説明を従業員の方にしていただき、個人的にはCosmic Breweryで飲んだIPAがこの日一番おいしかったです。
日本ではなかなかアメリカ、しかもトーランスで造られている小規模生産のビールを目にする機会も少ないと思いますし、ビール好きな方なら日本からのゲストをお連れするのもアリだと思います。今回伺ったどのBreweryも、気軽に立ち寄れる雰囲気でしたので機会があれば足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
予報によると当日の天気が心配でしたが幸い天候にも恵まれ、何より幹事の皆様のおかげで非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。
文:Seika Machinery, Inc. ・太田能邦さん