2018/1/28
このたび、1月28日(日)のレーガン元大統領図書館、そしてカマリロアウトレットを訪問するツアーの幹事を務めました。1月にもかかわらず、最高気温が28度まで上がった一日、参加者は約40名でお子さんも多く賑やかなメンバーが集まった中、貸し切りバスでシミバレーに所在する図書館へと向かいました。
図書館ではボランティアガイドの方々が温かく出迎えてくださり、参加者を4グループに分けて先導を取ってくださいました。各グループに2名のガイドがつく手厚いおもてなしでした。
我々はまず、レーガン元大統領の幼少期から青年期について説明するセクションに案内されました。印象に残ったのは、レーガンさんが7年間にわたり行っていた川辺のライフガードの仕事において、実に77名の人を溺死から救ったということです。ガイドの方から「レーガンは男前で、女性の方々が溺れた”ふり”をして、レーガンに近づきたかった」という逸話もこっそり聞かせていただきました。その後一同は、ラジオアナウンサーや俳優を経て、カリフォルニア州知事、そして大統領へとステップアップしてゆくレーガンの軌跡を追っていきます。中でも暗殺の危機を特集しているプロジェクションマッピングがあるセクションは臨場感があり、おもわず見入ってしまいました。また最後にご案内いただいたセクションは、10年間にわたるアルツハイマー病との闘病の末亡くなられたレーガン元大統領との「お別れ」のシーンをフィーチャーしていました。涙が出そうになる悲しいシーンではありますが、同時にレーガンさんは米国中、そして世界中からとても愛されている大統領だったと肌で感じるエキシビションなのは間違いありません。
展示スペースを一巡すると、エアフォースワン(大統領搭乗機)がどっしり構える広場へと通されました。すぐ隣にはマリンワン(ヘリコプター)も置いてあります。この広場はランチスポットも併設されており、これらを眺められる絶好の場所で、素敵なランチタイムを過ごさせていただきました。その後一同はカマリロアウトレットに2時間程度、途中下車をしつつ、帰路につきました。
レーガン元大統領図書館は大統領図書館の中でも人気No.1と言われており、とても2時間では全て回り切れない、見ごたえのあるスポットです。まだ訪れたことのない方はぜひ! もしくは来年のイベントにご参加ください(ちなみにガイドの方がつくのは、当イベントならではなのです)。
文:Nippon Life Insurance Co. of America・中島宏文さん