2018/9/22
9月22日(土)、アーバインで行われたOC現地校セミナーに、ファーストグレードになったばかりの娘と一緒に参加しました。
JBAオレンジカウンティ地域部会長さんの開会のご挨拶から始まり、アーバイン統一学校区の先生、スタッフの方々の紹介を受けました。その後20分ほど、学校区事務局にて日本語コーディネーターとして活躍されている楠部さんに、入学・編入学の手続き方法、生徒の英語能力を測るテストであるELPACについて、さらにELDやSEIプログラムを提供している学校、保護者と現地校の先生方とのコミュニケーションの取り方などを教えていただきました。これらの説明は全て日本語で受けられたので、通訳を介することによるタイムラグがなく、非常にスムーズで分かりやすかったです。会場にはドーナツとコーヒーが用意されていて、セミナー参加者はそれぞれコーヒーを飲んだり、ドーナツを頂いたりして、和やかな雰囲気で第1部は終了しました。
10時からは第2部ということで、TK(Transitional Kindergarten)〜2年生、3〜6年生、7〜12年生の3つのグループに分かれ、現地校でそれぞれの学年グループの担任をなさっている先生方からお話を伺いました。私には5年生の息子もいますので、まずは3~6年生のグループに行って、カルバーデール小学校にお勤めの先生からお話を伺いました。6年生の春に行われる、中学校でのクラス配置を決めるための英語と数学のレベル決定テストの詳細が分かり、とても有意義でした。10分間の休憩の後は、7〜12年生のグループに参加してみました。中学・高校になると、日本と違ってホームルームがなくなるので、子どもがちゃんと適応できるか心配しているのですが、アーバイン学校区はカウンセラー制度が充実しているようだと分かり、不安が少し解消しました。
その後、第1部を行った部屋に戻り、第3部として、現地校に通う日本人生徒と、その保護者によるパネルディスカッションとなりました。そこで娘と私はパネラーとして、学校に持って行くべき物や宿題、習い事などについて皆さんにお話しをさせていただきました。娘と私の話が、参加者の皆さんにとって少しでも参考になっておりましたら幸いです。
アーバイン学校区内の学校にこれからお子さんを入れようとなさっている親御さんにとって、このセミナーは日本語で現地校の情報を得ることができる、とても有益な場であると思います。また、既にお子さんが現地校に通っている場合でも、自分が持っている現地校に関する知識の確認、更新に役立ちます。
最後になりますが、このセミナーを毎年開催してくださっているJBAのボランティアスタッフの方々に感謝の意を表して終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
文:Yamaha Motor Corporation, U.S.A.・柴田英貴さんの奥様、由紀子さん
第2部の懇談会(3〜6年生)の様子。
第2部の懇談会(TK 〜2年生)の様子。