2023/2/28
去る2月9日(木)、「The JBA 62nd Anniversary Reception」を、政府機関および政治経済団体の関係者をゲストとして招待し、在ロサンゼルス総領事館公邸にて同館との共催で開催した。
当日は2月とは思えないほど暖かい陽気の中、受付時間の午後3時半を過ぎると次々と参加者が会場に集まった。4時になるとMCを務めたJAPAN HOUSE Los Angelesの海部館長が登壇し、JBAの活動を紹介するビデオを上映した後に、共催者である曽根総領事を紹介した。曽根総領事は「JBAの皆さまには62年におよぶ貢献に心からの感謝を申し上げます。現在、日本から南カリフォルニアへの投資額は(他国と比べて)最大であり、日本企業の当地での活躍は誰もが知るところです。また、本日はさまざまなコミュニティーのリーダーが出席されていますので、ぜひ積極的に交流してください」とあいさつした。
続いて、小林JBA会長が登場し、「日本の企業は南カリフォルニアのコミュニティーにて多くの雇用を創出し、貢献してきました。これからの成功も祈っています」と述べた。
次に、スクリーンに高木外務大臣政務官が映し出され、次のようなお祝いのビデオッセージを送った。「JBA創立62周年、誠におめでとうございます。また、JBAとロサンゼルス郡経済開発公社(LAEDC)との覚書締結20周年もおめでとうございます。そして、同地の日本企業の皆さまの長年にわたる南カリフォルニアと日本との関係強化への多大なる貢献に、お礼を申し上げます。今後は日本政府の後押しで、カリフォルニア州と共に水素技術に関する投資を推進して参ります」。
さらに、ロバート・ハーツバーグ加州上院議員が「日本企業との関係がいかに重要かを私は認識しているので、今日ここに出席しました。カリフォルニアへの多額の投資に心から感謝しています。しかし、62年というのは(これからも続く)関係性の始まりに過ぎません」と日本企業への厚い感謝を述べた。
また、LAEDC(Los Angeles County Economic Development Corporation=ロサンゼルス郡経済開発公社)のスティーブン・チャンCEOは「南カリフォルニアに最も多くの投資を行っている国は、ここ数年ずっと日本です。我々のリレーションが事業を創出し続けているのです。(日本語で)おめでとうございます。そしていろいろありがとうございました」と、日本語を交えてスピーチした。
チャン氏に続き、LAEDCのCEO職を引退したばかりのビル・アレン氏が挨拶に立った。「私の日本への深い敬意は、父の代から始まっています。父はエンターテイナーでしたが、同時にハリウッド・ホンダのオーナーでした。日本の素晴らしい製造技術に、私は父の仕事を通して古くから触れていたのです。私はLAEDCからは退きましたが、引き続きロサンゼルスのコミュニティーには残ります。どうか、これからも友人として気軽に声を掛けてください」。
最後に日本水素フォーラム(JH2F)の横尾氏が、気候変動に水素技術で挑戦する同団体の活動内容について紹介した後、トム・飯野氏の乾杯の音頭により、参加者全員でJBAの62周年とLAEDCとの覚書締結20周年を祝った。
ちなみに、当日は多くのJBA会員企業が屋外ブースを設け、自社製品やサービスのPRを行った。以下はその模様だ。
Sapporo U.S.A., Inc. |
JFC International Inc. |
Yazaki Innovations, Inc. |
Hitachi Solutions America, Ltd. |
eMoBi Co., Ltd. |
SB Telecom America Corp. |
ShinMaywa (California), Ltd. |
Marubeni America Corporation |
Mitsubishi Electric US, Inc. |
Nippon Design Center USA, Inc. |