2019/8/17
8月17日の土曜日、私は11歳の弟、母と一緒にヤクルト工場の見学ツアーに参加しました。わたしが幼い頃から、家族はヤクルトをほぼ毎日飲んでいたので、ヤクルトにはとても馴染みがありました。そのおかげもあって、日本語が完全とは言えない弟でも、今回のツアーを楽しむことができたようです。
まずツアーの最初に見せてもらったビデオでは、ヤクルトに含まれる乳酸菌が、ラクトバチルス・カゼイ・シロタ株の作用で悪玉菌を退治すること、そしてヤクルトが胃腸の働きに良いということが紹介されました。例えば、飲料が腸内を下っていく時、悪い菌やウイルス、バクテリアを掃除しするといったことを学びました。子どもでも理解できるように、アニメ動画で見られたのが良かったです。
その後、いよいよ2つのグループに分かれて、工場見学がスタートしました。まず最初に、実際に製品がどのように作られているか、その製造過程を見学しました。その過程はまず、それぞれの小さなタンクを使って、牛乳、セラム、シードを作るところから始まりました。そして次の部屋には、最初の部屋同様に巨大なタンクがたくさん置かれていました。しかし、よりシンプルでパイプの数も少なかったです。最初の部屋で行われていた牛乳とセラム作りの代わりに、ここでは大きなタンクを使って、最初の部屋から移動させた牛乳とセラムでヤクルト飲料を作っていました。最もすごいと思った部分は、工場で小さなプラスチック容器(よく知られたヤクルトの容器)を作るところ、そして容器の中にヤクルト飲料を注ぎ、赤いアルミニウム製の蓋で封をして、さらにそれらの容器をまとめてプラスチックラップを使ってラッピングするところでした。ラッピングの最後には、ロボットのアームが、ヤクルトのパックを整理されたスタックに入れて、それを出荷室に移送していました。ここで私にはちょっと思うところがありました。
それは、プラスチック容器は確かにかわいくてサイズとしても完璧だと思うのですが、環境により優しいプラスチック以外の材質を使った方がいいのではないかということです。しかし、費用のほかさまざまな面から、この問題を解決するにはまだ時間がかかるだろうということも私は理解しています。
ちなみに弟は、ロボットのアームがヤクルトのパッケージをダンボール箱に入れているところが一番気に入ったようでした。私たちの社会がテクノロジーの力で前進している様子、そしてロボットのアームが工場で実際に使われているのを見ることができて、とても感慨深かったです。さらに、ロボティクスとテクノロジーが製品を製造する過程を、より効率的に迅速にしている様子を見ることができたことも本当に良かったです。
こうして工場を見学した後、私たちは国ごとに異なるヤクルトのパッケージや容器を見学しました。そしてその後、オリジナルのヤクルトと、糖分の低いヤクルト・ライトの両方のサンプルを渡されたので、おいしく飲みました。それから、私たちはさらに別のプレゼンテーションを見学した後、楽しい賞品付きのゲームで遊びました。ゲームから多くのことを学ぶことができたと同時に、この日、最も楽しかったパートでもありました。この全ての経験を通じて、毎日ヤクルトを飲むことに、以前より意義を感じるようになりました。賞品もありましたが、クリップからヤクルトのバッグまで幅広く用意されていて楽しかったです。
ゲームはどれも独創的で、カーニバルゲームにヤクルトを関連付けて楽しめるようにさまざまな工夫がなされていました。例えば、私は10 個以上積み上げることができませんでしたが、ヤクルトの容器を使った積み上げ競争が特に気に入りました。水に浮かべられたヤクルトの容器を釣り上げるフィッシングも楽しかったです。ヤクルトの容器でのデコレーションやボウリング、ピンポン玉投げやその他のゲームも同じく楽しめました。
私たち(母と弟と私)は、こうして楽しい時間を過ごした後、ヤクルトに関する「新しい知識」と共に、その恩恵に対する感謝の気持ちを得て、大満足でツアーを終えました。