2024/9/2
去る7月27日(土)、「第30回JBA Foundationチャリティーゴルフトーナメント」を、Tustin Ranch Golf Clubにて開催した。記念すべき30回目の開催となった今回も多くの参加者が集まり、熱い競技を繰り広げた。
JBAの教育文化活動の資金集めとJBA会員の交流促進を目的に毎年開催している「JBA Foundationチャリティーゴルフトーナメント」だが、今年は区切りとなる30回目の開催となった。当日は朝6時30分の受付開始時間になると113名の参加者らが続々と来場し、クラブハウス前の受付でチェックインを行った。ちなみに受付では毎年おなじみの「打ち直し券」「手投げ券」など競技を盛り上げるチケット、さらに豪華賞品が当たるラッフルチケットも販売し、JBAの教育文化活動のための貴重な資金として計上された。
朝7時30分になると開会式がスタート。ゴルフ大会実行委員長を務める教育文化部会の岡本さんより、開会の挨拶と大会のルール説明がなされた。またその際、今回は初の試みとして「エアキャノン」ホールが導入され、10番ホールの第1打は、ティーショットに替わりエアキャノン(圧縮空気を使用してゴルフボールを高速で発射する装置)によるショットでスタートになる旨も参加者らに伝えられた。8時になると南浦JBA会長の始球式を合図に、プレーヤーはそれぞれの組に分かれてショットガンスタートでプレーを開始。南カリフォルニアらしいさわやかな青空の下、プレーヤーたちは名門コースでのプレーを思い思いに楽しんだ。
開会の挨拶とルール説明をする岡本ゴルフ大会実行委員長。
南浦JBA会長の始球式で大会がスタート!
美しく整備されたコースでのプレーは最高!
11番ホールは大きな池越えがある、同コースの名物かつ難関ホール。
初の試みとなったエアキャノン。45度の射角で打つと一番飛距離が出るそう。
バンカーからのショットもきれいに出ました。ナイスアウト!
本大会名物の「手投げ券」は、使い所が勝負のカギ。
一緒に回るメンバー間の交流は、ゴルフ大会の大きな楽しみの一つ。
午後1時を回ったあたりから、ラウンドを終えたプレーヤーが続々とクラブハウスに戻ってきた。そして午後2時より、TJSラジオ・アナウンサーの木船陽子さんによる司会でレセプションがスタート。まずは、在ロサンゼルス日本国総領事館の青島首席領事が登壇し、「2年前、こちらに来て間もない頃でしたが、このJBA Foundationを通じた教育活動のことを伺い、非常に感銘を受けました。このチャリティーゴルフが、まさにそのファンドレイジングの原資になっており、当地の教育現場に良い影響をもたらします。本日参加していただいた皆さまに感謝いたします」と開会の挨拶を述べた。
次に南浦JBA会長が登壇すると、「本日は南カリフォルニアらしい気候の下、盛大に会を開催できたことを、うれしく思っております。日頃からJBAの活動やイベントに参加いただきありがとうございます」と挨拶した後、乾杯の音頭を取った。その後、2023年度の二世クイーン&コートの3名、Kaitlyn Emiko Chuさん、Kamalani Higashiyamaさん、Aiko Marie Matsumura Dzikowskiさんが紹介されると、ランチおよび懇談の時間に入り、会場の各テーブルで談笑の輪が広がった。また、二世ウィーク・コートの皆さんが各テーブルを回り、ラッフルチケットの販売促進に協力くださった。
開会の挨拶を述べた青島首席領事。
乾杯の音頭を取る南浦JBA会長。
午後2時30分を過ぎると、昨年に続き大会Platinum Sponsorの6社に、感謝の意を込めたプレートの授与が行われた。続いて、本大会で集まった資金の主な使い道となるUSEJ(U.S. Educators to Japan=アメリカ人教育者、教育関係者を日本に派遣するプログラム)、JEG (Japan Enrichment Grant=日本語もしくは日本文化にかかわる教育を行っている学校や先生を支援するプログラム)の紹介ビデオが流された後、ラッフル抽選会の第1部に突入。二世クイーン&コートの3名が次々にラッフルチケットを引いていき、当選者にはJBA会員企業から提供されたさまざまな豪華賞品が手渡された。
レセプション終盤になると、今回初の試みとなったエアキャノン賞を皮切りに、ドラコン賞、ニアピン賞、そして個人成績の発表へと移った。会場は大いに盛り上がり、受賞者には惜しみない拍手が送られた。
ネット3位となったKnobbe MartensのKeiji(Kenny)Masakiさん(左から2番目)と、二世クイーン&コートの皆さん(Kaitlynさん〈左端〉、Kamalaniさん〈右から2番目〉、Aikoさん〈右端〉)。
ネット2位となったMUFG Bank, Ltd.のKenichiro Toyoshimaさん(左から2番目)と、二世クイーン&コートの皆さん。
続いて、ラッフル抽選会の第2弾として、目玉商品であるJapan Airlines(JAL)のマイル、All Nippon Airways(ANA)の航空券当選者の発表が行われ、ここでも会場は大いに盛り上がった。
Japan Airlinesの5万マイルを勝ち取った、U.S. Bank , N.A.のSusumu Shimamotoさん(右)と、JAL Global Sales Director・森永さん。
All Nippon Airwaysの東京往復チケットを引き当てた、Seika Machinery, Inc.のIsao Muraokaさん(左)と、ANA米州室 総務・予約統括部長 兼 ロサンゼルス支店長・廣岡さん。
会の終わりには、ゴルフ大会の開催に尽力した実行委員会のメンバーが紹介された後、日下部教育文化部会長から閉会の挨拶があった。「30回目のJBAチャリティーゴルフ大会も無事に開催できました。ご参加いただいた皆さま、大会運営をしてくださった皆さま、そして何よりボランティアスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。今回は総勢113名のプレーヤー、4名のレセプション参加者の方がいらっしゃいまして、合計10万3765ドルが集まりました。こちらはJBAの教育文化活動の原資となり、アメリカで日本のファンを増やすような活動に使わせていただきます。引き続き頑張っていきますので、よろしくお願いいたします」と話し、大会を締めくくった。
参加者への大会参加および寄付への謝意とともに、閉会の挨拶をする日下部教育文化部会長。
当日、早朝から集まって大会の運営に携わった、教育文化部会ゴルフ大会実行委員会のメンバー。
■個人戦
属性 | 氏名 | 会社名 |
---|---|---|
1 | HIROYUKI ISHIZAKI | Nomura Research Institute America, Inc. |
2 | KENICHIRO TOYOSHIMA | MUFG Bank, Ltd. |
3 | KEIJI (KENNY) MASAKI | Knobbe Martens |
4 | SHUSUKE WATANABE | Mitsui & Co. (U.S.A.), Inc. |
5 | MARKO TODA | Relo Redac, Inc. |
20 | TAKETOSHI MAEKAWA | KPMG LLP |
30 | TAKAYUKI YAHIRO | CrossBee Sports Agency Inc. |
50 | KENJI YOSHIOKA | Starts Pacific, Inc. |
70 | SHIGERU KAWABATA | Sumitomo Electric U.S.A., Inc. |
100 | TSUTOMU SUZUKI | Cambridge Technology Partners Inc. |
プーピー賞 | NAOKO YOGI | Daizu, Inc. |
■ドラコン賞
氏名 | 会社名 | |
---|---|---|
男子 | Hiroshi Sugita | Nomura Research Institute America, Inc. |
女子 | Mariko Toda | Relo Redac, Inc. |
■ニアピン賞
氏名 | 会社名 | |
---|---|---|
3番 | Shinichiro Yamazaki | Ernst & Young LLP |
6番 | Daisuke Hiyoshi | Nippon Life Insurance Company of America |
17番 | Hiroshi Sugita | MBK Real Estate Holdings Inc. |
■ベストグロス賞
氏名 | 会社名 | |
---|---|---|
男子 | Tetsuya Ishida | Deloitte LLP |
女子 | Mariko Toda | Relo Redac, Inc. |
■エアキャノン賞
氏名 | 会社名 | |
---|---|---|
男子 | Yasuhiko Fukumoto | HASEKO NORTH AMERICA, Inc. |