2016/9/24
2016年9月24日(土)、オレンジカウンティ地域部会の第23回「現地校セミナー」が、アーバインのIUSD Learning Centerにて開催されました。
これは学齢期の子女を持つ日本人保護者が、現地校の教育制度・授業内容等への理解を深めるためのセミナーで、アーバイン統一学校区(以下IUSD)のご協力の下、毎年開催しています。今回も昨年同様、第1部「現地校事務局からのアドバイス」、第2部「現地校教師との懇談会」、第3部「現地校日本人生徒とその保護者のパネルディスカッション」の構成で、16家族40名の方々の参加を得、好評裡に終了しました。IUSD・パネリスト・JBA通訳ボランティア等ご関係の皆様方に厚くお礼申し上げます。
第1部では、IUSDの楠部様より、編入学要領等々、赴任後間もない子女・保護者に必要な事項の解説、学校との連絡機会、IUSD日本語ポータルサイトや英語に親しむ実践手段等ご紹介を頂きました。続く第2部では、学年別の3グループに分かれ、通訳ボランティアの方々を介して現地校教師と懇談、話題は加州教育制度やニューカマーズプログラム・ELD、現地校での授業相談等多岐にわたり、先生方に直接話を聞ける機会として不安感を払拭できたのではと思います。最後に現地校の現役生徒3名・保護者1名の方々による質疑が行われました。実際の苦労や工夫を直に聞くことで、当地での学校生活像がより明確になりました。
私自身も、親として3人の子どもの成長支援のためすべきことを、本セミナーを通じ再認識しました。JBAの重要項目の一つとして、引き続き教育支援活動を継続・活性化していきたいと思っております。
文:Mitsubishi Motors North America, Inc.・高橋真人