2016/8/20
オレンジカウンティ地域部会が主催している、毎年好評のカタリナ島日帰りツアーが8月20日に催され、初めて今年家族5人で参加させていただきました。私はこの8月でロサンゼルス、オレンジカウンティ在住10年になりますが、私も家内も長男(12歳)も、実は今回がカタリナ島初体験。長女(16歳)は学校の行事で、次女(14歳)は祖父母とそれぞれ一回行ったのみです。長男は興奮状態のためか、朝の5時から起きて、海水パンツをはいて、他のメンバーが起きるのを待っている気合の入れようでした。
当日は朝7時半にロングビーチのカタリナ・エクスプレスのカウンターロビー集合。今回の参加者は総勢51名でした。JTBのベテランツアーガイドの岩澤さんから、ジェットボートのチケットを受け取り、いざ出発です。約1時間15分の船旅は、快適そのもので、まさにちょっとした休暇旅行の気分でした。カタリナ島に到着後は、早速トラムでのカタリナ島内のシーニックツアーです。もう何十回と来ています、とおっしゃられるだけあって、JTBの岩澤さんの解説は素晴らしく、綺麗な景色を眺めながら、45分間色々と勉強させて頂きました。この長さ22マイルの小さな島の現在の人口は4000人弱。車は基本的に購入することが難しく、許可が下りるのに15年ほどかかるそうです。住民の方は、一家に一台認められているゴルフカートで移動していました。学校区はロングビーチ・ディストリクト、警察や消防署はロサンゼルス・カウンティの管轄です。一瞬キーウエストを思わせる、島の中心地アバロンは、観光客で大賑わいでした。
素敵な島内を観光した後は、午後のグラス・ボトム・ボートツアーまでの間、各自自由行動です。我が家は、海の眺めが良いレストランで昼食をしました。涼しい風を受け、海を眺めながら、ビールとサンドイッチ。日帰りとは思えないような、リゾート気分に浸れました。昼食後は、40分ほどのグラス・ボトム・ボートツアー。その名の通り、床がガラス張りで、水中の魚たちがたくさん見られます。
その後は、夕方の集合時間まで自由行動です。子どもたちは海で泳いで遊び、我々夫婦は散歩したり、買い物をしたり、のんびりしていました。子どもたちが魚を釣りたいと言うので、釣り糸と餌を買って、港のデッキから餌を付けて釣り糸をたらして、フィッシングタイム。子どもたちはフックに餌を付けたり、釣れた魚の口からフックを外したりするのをとても怖がり、私が代わりにやってあげると尊敬の眼差しを送ってきます。かなりポイントが上がったようです。始めて15分ほどで、長女が20センチ強の魚をゲットです。その後も、何匹も魚を釣れて、子どもたちは大興奮でした。これは地味ですが、かなりお勧めです。そうこうしているうちに、あっという間に終わりの時間になってしまいました。18時に乗船場に集合し出港です。帰りは行きと違い波が荒く、ジェットボートのスピードがなかなか速いこともあり、船の2階のデッキに乗っていた人たちは、水しぶきを浴びて、遊園地のアトラクションなみにずぶ濡れになっていました。我が家も外で座ろうか考えていたので、危ういところでした。次回行く時は、釣竿を借りて、本格的に釣りをしたいと思っています。
文:Ernst & Young LLP・伊藤三郎さん